ホンダのN360、ステプバン、ライフ、EAエンジン搭載車などの純正コイルブラケットに取り付け可能な同時点火コイルです。 純正コイルが設置されているブラケットのリベットをドリルで除去し、本コイルをボルトどめしてお使い下さい。 一次側抵抗値3Ωなので抵抗器は不要です。 使用出来るプラグコードは太さ7mmのものとなります。8mmは入りません。 コイルの端子穴の中心にネジの切れた細いニードルが立っていますので、ここにプラグコードの芯線が当たるように捩じ込んで行きます。ニードルにきちんと当たらないと点火不良を起こしますので慎重に捩じ込んで下さい。

DIC-30 miniは非常にコンパクトな同時点火イグニッションコイルです。高さ110mm強、円筒部の直径も50mm強と手のひらサイズですので設置も容易です。 FIAT 500、FIAT 126、ホンダN360、ホンダZ、ステップバン、トヨタスポーツ800など4ストロークの2気筒エンジン車にオススメなコイルです。 一時側抵抗値は3Ωですので外部抵抗器が不要（車種によっては0.8Ω程度の外部抵抗器があったほうがいい場合もございます）、スパーク電流はディストリビューターを介さず直接2本のスパークプラグに同時に流されますのでエンジンのトルクアップを実感出来ます。 小径なので一般的なコイルブラケットで使用する際には厚さ3-4mm程のシートを挟む必要があります。（5枚目の写真のスタンド式コイルブラケットが付属します）

点火系部品には使用するイグニッションコイルの必須抵抗値があり、それを下回るコイルを使用しますと故障します。暫くは調子良く走りますが過電流により負担をかけているので遠からず必ず不具合が起こります。 イグニッションコイルの抵抗値が足りない場合に外部抵抗器を直列に接続して使用します。 1.6Ωと0.8Ωがございますので必要な抵抗値をお選びください。 例> イグニッションコイル1.5Ω ＋ 外部抵抗器1.6Ω → 3.1Ω イグニッションコイル2.5Ω ＋ 外部抵抗器0.8Ω → 2.3Ω イグニッションコイル0.7Ω ＋ 外部抵抗器0.8Ω → 1.5Ω ※写真は参考程度にお考えください。デザインは予告なく変更しますが単なる抵抗器ですので見た目は問題になりません。